生活者と社会の生活満足度向上に資する研究・発信を行う「くふう生活者総合研究所」(以下、くふう総研)がこのほど、全国9631人に対して「節分・恵方巻」に関する調査を実施。その結果、「2025年の節分の日にち」と知っている人は「全体の35%」であることが分かった。
今年2025年の節分は「2月2日」。節分の日付は地球の公転周期(約365.2422日)と暦(365日)のズレを補正するため、年によって変動する。「124年」ぶりに節分が2月2日となった2021年に続き、4年ぶりに「2月3日でない節分」となりますが、くふう総研が生活者を対象に実施したアンケートではその認知率は35%。6割の人が「2月3日」だと思っていることがわかった。
また今年の節分に「恵方巻を食べる予定」と回答した人は66.3%。3人に2人が食べる予定であり、全国的に節分の風習として定着していることが伺えた。恵方巻をどのように用意するかをたずねたところ、「スーパーで購入する」(66.7%)が最多で、「手作りする」(17.1%)、「専門店で購入する」(6.7%)、「コンビニで購入する」(6.2%)と続く結果となった。
恵方巻を食べる理由としては、回答者の半数以上が「縁起物だから」(67.7%)、「毎年恒例だから」(54.4%)と回答。意に際して「どのサイズが適切か悩む」(35.0%)、「どの具材を選べばよいか迷う」(23.5%)、「手作りするか購入するか迷う」(23.5%)などの悩みが挙げられた。
最後に「恵方巻を購入する」と回答した人に1本あたりの予算を聞いたところ、もっとも多い価格帯は「500円以上1000円未満」(58.4%)。1本あたりの平均予算は777円となった。恵方巻を購入する際にもっとも重視することは「具材の種類」(30.5%)、「おいしさ」(28.1%)、「価格」(27.9%)で回答がわかれる結果に。価格だけではなく、内容が重視されていることがわかった。
(よろず~ニュース調査班)