元宮崎県知事でタレントの東国原英夫が20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発した文書問題を究明する県議会の調査特別委員会委員だった竹内英明元県議が18日に死去したことに関する自身の投稿内容について、早朝と夜の2回に渡って謝罪ポストした。
東国原は竹内氏死去の一報を受けて19日付のX投稿で「この死、何とか防げなかったのかな?竹内氏のこれまでの言動に賛否はあれど、これ以上悲劇を繰り返してはならない。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだが、同日夜に「死に至る直接の理由はご本人しか分からないが、竹内議員は百条委員会で数々の疑惑が指摘されていた事も事実。警察から事情聴取もされていたと聞く。」と連続投稿した。
この「警察から事情聴取もされていたと聞く」という〝伝聞〟による記述が問題視される中、兵庫県警の捜査関係者が竹内氏への事情聴取を完全否定したという報道が流れ、東国原は当該の投稿を削除。19日深夜のXで「立花孝志氏の投稿 兵庫県警が否定→どっちが本当なの?」とポストした。
一夜明け、東国原は20日早朝に更新したXで、問題となった自身の投稿への批判ポストを添付して「仰る通りですね。大変申し訳有りませんでした。」と謝罪。一方で、その投稿に至る自身の判断材料となった事柄を列挙しつつ、改めて「大変、申し訳有りませんでした。」と謝った。
さらに、東国原は同日午後、兵庫県警本部長が「全くの事実無根、明白な虚偽が拡散。極めて遺憾」と立花氏の発言を完全否定したという報道を信用し、「成る程、了解です。こういう風に県警トップが迅速に対応されますと真偽が明確になりますね。」と付け加えた。
そして、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏がYouTubeなどで発信した竹内氏に関する推測に関して「間違いでした」とSNSで訂正・謝罪したという報道を引用し、「そうなんですね。」と呼応。「自分も真偽不明の一部の情報を十分なファクトチェックもせず拙速に発信してしまった事を深く反省し謝罪をさせて頂きます。」と、この日2度目の謝罪投稿で結んだ。
東国原の〝謝罪〟に対し、フォロワーからは「すぐに謝れる事は素晴らしいです」と理解を示す声の一方で、「『そうなんですね。』では済まない」「遺族に対し謝罪してください、拡散されたデマを回収するのは困難です」「反省も必要ですが、誰から何を聞いて、何をもって以下のデマを流したか明確に記載ください」などと厳しい意見が続いた。
(よろず~ニュース編集部)