2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が24日、自身のX(旧ツイッター)を更新。厚生労働省がこの日公表した人口動態統計の速報値で、2024年の日本人の出生数が初めて70万人を割る可能性が強まっているという報道を引用し、歯止めがかからない少子化に「有権者の投票行動」を重ねて「日本は衰退していく」との危機感を綴った。
厚労省によると、日本人の出生数は19年に90万人を、22年に80万人を割った。23年は統計のある1899年以降で最少の72万7277人。24年1~11月の出生数は前年同期比5.1%減の66万1577人。速報値には外国人を含んでおり、同様の傾向で推移すれば日本人だけの出生数は通年で69万人程度とみられている。
ひろゆき氏は「2021年の出生数は81万人でした。2024年の出生数は70万人以下に。3年で10万人以上の子供が産まれなくなる社会になりました。」と説明し、「有権者の投票行動を見てる限り『有権者は危機感を感じてない』ので、日本は衰退していくと判断しているおいらです。」との見解を示した。その上で、同氏は「国力は、人口×教育レベル×資源です。」と付け加えた。
ひろゆき氏の投稿に対し、フォロワーからは「先は多難ばかり」「子供がいる家庭のほうが少ない世の中になっちゃいましたね」「こども家庭庁って少子化対策に役に立ちそうですか?」「GDPを上げて国力上げるのがベスト」など、さまざまな意見が続いた。
(よろず~ニュース編集部)