韓国俳優のシム・ヒョンタクが1月15日に父親となった。出産準備を進めていた当時、「頼れる親がいなくて不安だった」と心境を告白し、注目を集めた。
チャンネルAのバラエティー番組「花婿修行」では22日、シム・ヒョンタクと妻のヒライサヤさんが、2週間後の出産に備える姿が放送された。
シム・ヒョンタクは、バランスボールに座って運動するサヤさんの腰を支えながら、「医者から『へその緒がすぐに切れないこともあるけど、怖がらなくていい』と言われたけど…」と、不安な心を打ち明けると、サヤさんは「牛の小腸(だと思えばいい)」と冗談を言い、シム・ヒョンタクを安心させた。
その後シム・ヒョンタクは、子ども部屋の準備に取りかかると、そこに、韓服(ハンボク/韓国の民族衣装)デザイナーのパク・スルニョさんが訪ねて来た。
「出産まであと2週間」と聞いたスルニョさんは、「46歳で父親になるのは、ありきたりなことではない。30年後には76歳でしょ。今から気を引き締めて、体の管理をしないと」とアドバイスし、サヤさんは、「これが現実」と共感した。
また、スルニョさんから「これから、100歳まで生きていかなければならない」「(シム・ヒョンタクは)とてもいい人だけど、お酒好きなところだけが引っかかる」と心配されると、シム・ヒョンタクは「お酒を減らす。いや、禁酒する」と宣言。
サヤさんは、「心に引っかかっていることを、スルニョさんが全て言ってくれた」と、満足そうな表情を見せた。
パク・スルニョさんは、2人にしめ縄を贈り「昔は家の門にこれを飾っていた」と説明。その他にも、生後100日祝いで着る子どもの韓服と、純白の産着、手袋をプレゼントした。
シム・ヒョンタクは、「出産前にスルニョさんに会えて、心が温かくなった。実は僕たちには、頼れる親がいない。2人で出産の準備をしていて、不安でつらいことが多かった。祖母の役割を全てやっていただいて、本当に感謝している」と、心からの感謝を伝えた。
シム・ヒョンタクはかつて番組で、幼い頃に両親が詐欺に遭い、借金返済に負われていたこと、両親の投資失敗により、マンションを処分したことを告白。「番組で話した内容は軽い方」だと言い、明かせない家庭事情があることを打ち明け、視聴者の心を痛めた。
(よろず~ニュース特約・moca)