元フジテレビの笠井信輔アナウンサーが28日、自身のインスタグラムを更新。元タレントの中居正広氏の女性とのトラブルを巡るフジテレビのやり直し記者会見について、私見を述べた。
「先ほど、フジテレビの『やり直し会見』が終りました」と書き出し、「10時間以上、質問が終わるまで会見が続きました」と投稿。前日午後4時からこの日の午前2時過ぎまで行われたことについて「異例の長時間にわたる記者会見 これはフジテレビの反省と報道機関としての役割を果たさなければいけないと言う気持ちの表れだと思います」と一定の評価をした。
「この会見で、視聴者の皆さんやスポンサーの皆さんが納得してくれたかどうかが、重要です」と記し、「10時間もかかってしまったと言う事は参加した記者の皆さんからは なかなか理解が得られなかったと言う1つの表れなのかもしれません 記者以外の皆さんには、どう映ったでしょうか?」と投げかけた。
「大きなポイントの1つは、長時間の会見中、何度も『日枝相談役はなぜ出席しないのか』と言う質問が出てきたことです」と、フジ・メディアHDの取締役相談役の日枝久氏が出席しないことが重要な点だったと指摘。「今回の一連の件に、相談役は関わっていないと言うのが理由でありましたが 記者の皆さんだけではなく、生配信のコメント欄を見ても 多くの人が、相談役の動向に注目していると、感じました」とつづり、「長時間会見をしたので、もうこれで良いでしょうとは、局内の人間も執行部も、思っていないと思います ここからがスタートです」と呼びかけた。
テレビの生放送やネット配信の生中継で会見を視聴したようで「最初にこれをやっていれば、ここまでのことにはならなかったのにと、『たら・れば』ではありますが、強く思うところではあります」と胸の内を明かし、「今後は、見える形で、早めに次の一手を打つことで、少しずつ信頼を回復していただけるような状況にしなければいけないでしょう」とした。
「それが何なのか、とても難しい」としつつも「フジテレビの再生を心から願っています」と古巣に期待を寄せた。
(よろず~ニュース編集部)