マイケル・ジャクソンの伝記映画が、大幅な撮り直しが必要になったため、公開が延期になると報じられた。マイケルの遺族が協力した『マイケル』では、マイケルの甥であるジャファー・ジャクソン(28)が主役を演じているが、当時13歳だったジョーダン・チャンドラーに対する性的暴行疑惑についての第3幕での描写で問題が発生したという。
パックのマシュー・ベローニによると、チャンドラーが2300万ドル(約35億円)の和解金を受け取り、マイケルが起訴されないことで合意に至ったその一件について、マイケルの遺産管理団体はドラマ化することを禁じた契約にサインしていたため、「いくつかの重要なシーンが使用不可能」になったという。
そのため、脚本の一部を書き直す必要が出てくるため、再撮影をしなければならないとベローニは伝えている。映画は25年に公開予定だった。
監督のアントワーン・フークアが撮影終了してからこの報道が浮上するかたちとなったが、関係者らは問題が解決できると自信を持っているようだ。
(BANG Media International/よろず~ニュース)