「M-1グランプリ2022」で決勝に進出したお笑いコンビ・ダイヤモンドが27日をもって解散した。2人はこの日、東京・渋谷の「ヨシモト∞ホール」で行われたライブに出演し、約7年半のコンビ活動に終止符を打った。フジテレビの“10時間半”会見の裏で、ひっそりとした終焉（しゅうえん）となった。
メンバーの野澤輸出と小野竜輔は同日、それぞれのXを更新。野澤は「ダイヤモンド本日のライブを持って解散しました。ギターなし漫才もこれで終わりです！」とM-1決勝で披露したネタのセリフを引用して報告。「今までみなさん本当にありがとうございました！」と感謝をつづった。
小野も「本日でダイヤモンド終わりました！楽しかったです！応援していただいた皆様ありがとうございました！大感謝です！」と感謝。「まだまだ芸人頑張りますので引き続きよろしくお願いします！」と前を見据えた。
2人のXには「お疲れ様でした！」「お笑いを好きになったきっかけはダイヤモンドでした」「寂しいけどお互いに幸あれ」「沢山の笑いをありがとう」「やっぱり解散は悲しいですが、お二人のこれからの道をいつまでも応援してます！」「これからもずっと応援してます」など、ファンの声が数多く寄せられた。
ダイヤモンドは2017年7月にコンビ結成。21年元旦の「おもしろ荘」で優勝した。また、主催ライブ「ダイヤモンドno寄席」は配信チケットが1万枚を超えるほどの人気を集めた。22年末のM-1で決勝に初進出を果たすも、最下位の10位に。24年のM-1は3回戦で敗退していた。
同年12月30日に解散を発表。野澤はXで「とても悩み、考え、何度も葛藤し、結果このような形になってしまいました」と決断の経緯を明かしていた。当時の発表によれば、2人ともに芸人活動を継続する。
（よろず～ニュース編集部）