アカデミー賞の常連でもある女優メリル・ストリープ(75)が、自宅のフェンスを壊してロサンゼルス近郊で発生した山火事から避難していたという。自宅の地域に避難命令が出た際、倒れた木が自宅からの出口を塞いでいたため、フェンスを壊して出ることになったとメリルの甥エイブ・ストリープが明かした。
「ニューヨーク・マガジン」への寄稿でエイブは「市内全域に避難勧告が出された。おばのメリル・ストリープは、1月8日に避難命令を受け、自宅を離れようとしたところ、大木が車庫の前に倒れていて、唯一の出口を塞いでいた」と説明。「なんとか出ようと、彼女は隣人からワイヤーカッターを借り、隣人宅との間にあるフェンスに車が通れるくらいの穴を開け、その家の庭を通って避難した」と危機的状況だったことを明かした。
今月初めに発生した山火事では、およそ2万棟が被害を受け、約20万人が避難、29人の死亡者を出した。
(BANG Media International/よろず~ニュース)