日本維新の会の常任役員会が3日、大阪市内の党本部で行われ、吉村洋文代表（49、大阪府知事）、前原誠司共同代表（62）、岩谷良平幹事長（44）らが出席した。
常任役員会後、記者団の取材に応じた岩谷氏は、維新が提案する夏の参院選1人区で野党候補を一本化する「予備選」の進捗状況について「少数政党を含めてご説明に回っておりますが、様々な反応がありまして、明確に断られたのは共産党だけ」と説明した。
岩谷氏は「その他の政党に関しましては、けっこう前向きな政党もあったりしました。立憲民主党に関しては具体的に、こういう形で予備選挙の制度設計を修正できないかという話をいただいている」と明かし、各党への説明が終わり次第、維新内で修正についても議論したいとした。
記者団から「立憲民主党だけが（予備選に）乗ってこられても、やるということか」と問われた岩谷氏は「その判断は、各党に明確にお伝えさせていただきいますが、2月中に我が党の方で判断をさせていただくということで、判断は留保させていただきます」と述べた。
（よろず～ニュース・杉田 康人）