ラッパーのカニエ・ウェストが、グラミー賞での妻ビアンカ・センソリのほぼ裸のドレスが話題沸騰なことに満足しているようだ。2日にロサンゼルスで開催された同式典のレッドカーペットに、半透明の衣装で現れたビアンカ、ほぼ身体が透けているその姿に非難が上がっていた。
裸同然のビアンカを連れていたカニエは今回、同式典の受賞者よりもビアンカがグーグルでヒットしたことをインスタグラムにシェアしている。グーグル・アナリティクスの指標(メトリクス)によると、この衝撃的な衣装でビアンカの名前は500万回以上検索されたという。
この結果にカニエは「俺たちはグラミー賞を倒した」とコメント、自身のファッションブランド、イージーの建築デザイナーでもあるビアンカについて「地球という名の惑星で最もグーグル検索された人物」と称賛した。
ちなみに読唇術の専門家によると、同式典のレッドカーペットでカニエは毛皮のコートを着たビアンカに「脱いで」と指示していたそうだ。会場となったロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナを退場させられたという2人だが、ある関係者は「本人たちの意思で退場した」と主張している。
グラミー賞を倒したと自慢するカニエだが、今回の演出によって、日本で2000万ドル(約31億円)の契約を失ったようだ。5月に東京ドームで2公演を行う予定だったものの、日本のイベント主催者は考えを改めたとされている。