オジー・オズボーンがこの夏、ブラック・サバスと最後のパフォーマンスを行うことを発表した。故郷バーミンガムにあるサッカー英プレミアリーグ「アストン・ヴィラ」のホームスタジアム「ヴィラ・パーク」で7月5日に開催されるチャリティイベント「バック・トゥ・ザ・ビギニング」で、オジーとギーザー・バトラー、トニー・アイオミ、ビル・ワードらブラック・サバスの創設メンバーが20年ぶりに再結成を果たす。
「バック・トゥ・ザ・ビギニング」では、オジーによる短いセットの後、バンドとしての「さよならライブ」が行われる。オジーは「始まりの地に戻る(=バック・トゥ・ザ・ビギニング)時が来た。生まれ故郷に恩返しする時だ。愛する人たちの助けを借りながら、それを成し遂げることができるなんて、なんて恵まれているんだろう。バーミンガムはメタルの真の故郷。バーミンガムよ、永遠に」と声明を発表している。
現在76歳のオジーは近年、脊髄の損傷やパーキンソン病などによりツアー活動を行っていない。オジーの妻シャロンは「バック・トゥ・ザ・ビギニング」がオジーにとっての最後の公演になる可能性を示唆している。
ブラック・サバスは1968年にバーミンガムで結成され、史上最も成功したメタルバンドの1組とされている。世界で7500万枚以上のアルバムを売り上げ、多くのヘビーメタルバンドの指標となった。「バック・トゥ・ザ・ビギニング」にはメタリカ、スレイヤー、パンテラなど、多くのビッグネームが出演を予定している。
(BANG Media International/よろず~ニュース)