吉本興業は7日、同社所属のお笑いトリオ・ジェラードンの海野裕二(37)とのマネジメント契約を9日付で終了することを発表した。ジェラードンは今後、アタック西本(37)、かみちぃ(37)のコンビとして活動する。2人は同日、それぞれXを更新し、海野に対して「また地元の同級生として付き合っていきます」(西本)、「普通の友達に戻ります」(かみちぃ)と思いをつづった。
西本はXで「すいません、海野が抜けます。この3年で計3回戻って来ましたが最後は脱退となりました」と報告。「あのトランプマン復活イリュージョンが変な伝説になってしまいました」と1月に海野が復帰した直後のライブを回想した。続けて「こっから海野とは、また地元の同級生として付き合っていきます」とお笑いの道に進む前の関係性に戻るとし、「ありがとうございました!こっからです」と前を向いた。
一方、かみちぃも「いつも応援してくださってる皆様、これまで関わってくださった皆様、突然のご報告になってしまい申し訳ございません。ジェラードンから海野が抜けることになりました」と報告した。「復帰して短い間でしたが3人でのコントは本当に楽しかったです」とし、「3人でしっかり話し合った結果、この形になりました。海野とは普通の友達に戻ります」と、西本と同じく元の関係性に戻るとした。今後について「ジェラードンはコンビになりますが、今後とも是非見届けて頂けると幸いです」とし、改めて「海野は最高のノンワード東京ストレートシンプルツッコミでした!ありがとう!」と感謝した。
ジェラードンは2008年10月に結成。キングオブコント2021では決勝に進出する実力派トリオだったが、21年12月に海野が休養を発表。22年7月に1度は復帰するもすぐに再度休養し、その間は西本とかみちぃの2人で活動していた。今年1月、海野は約3年ぶりの舞台復帰を果たしたが、わずか1カ月での無念の選択となった。
吉本興業の発表によれば、休養と復帰を繰り返していた海野から「体調の改善を最優先にしたい」と契約終了の申し出があったという。
(よろず~ニュース編集部)