政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)が7日、国会内での会見で「立候補します」と述べ、千葉県知事選(27日告示、3月16日投開票)への出馬を正式に表明した。
再選を目指す現職の熊谷俊人知事(46)がSNSを活用した選挙運動について、第三者による虚偽投稿を念頭に「一定の規制をするべきだ」と発言したことを挙げた立花氏は「発信したいことが山ほどあって。熊谷知事がSNSの規制って言ってるんで、2馬力選挙やることは決めている」とした。
立花氏は「今回は僕はまた、投票しなくていい。熊谷知事を応援します。僕に投票しなくていいです。SNSに規制をするというのは大賛成。もう、たまったもんじゃない。SNSにめちゃくちゃやられてるんで。僕はウソ流してないからね」と強調した。
選挙の候補者が、他の候補者の当選を目的とする「2馬力選挙」について「2馬力は合法。誰々に投票してくださいって別の候補者の名前言ったらアウトですよ。でも、兵庫県の時、一切言ってない。僕が2馬力選挙で違法だったらガサ入れとか任意の事情聴取とか入っているじゃないですか。2馬力選挙は俗称。好ましくないんだったらとっとと法律改正せえよ、としか思わない」と訴えた。
2024年11月17日投開票の兵庫県知事選では、斎藤元彦知事(47)の再選を強くアシストした。「僕は現実的に考えるので、千葉県知事選挙に当選する可能性は、ほぼほぼない」と、2馬力選挙に専念するとした。
(よろず~ニュース・杉田 康人)