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【フューチャーアーキテクト】社長のキーワードは「介護経験者」「出戻り組」「女性社長」

財界オンライン 2021年11月10日 7時0分

経営者の参謀役として
ITの力で業界全体の変革を促す!

 


「サービスそのものがIT活用を前提としたものになり、ビジネスの根幹にITが入り込む時代。人手不足が深刻化し、一連の業務改革と共にDX(デジタルトランスフォーメーション)に関しても、抜本的に取り組もうと考える企業が増えており、当社の果たすべき役割はますます大きくなっています」

 ITコンサルティングを手掛けるフューチャーアーキテクト。創業30周年となる2019年に社長に就任した。

 同社の強みは、コンサルティングからシステム構築まで、一気通貫で企業の経営戦略を実現すること。金融、流通、アパレル、エネルギー、メディアなど幅広い分野の顧客を抱え、個々の企業のみならず、ITの力で業界全体の変革を進めようとしている。

「新しい技術へのチャレンジで名前が上がるのが、フューチャーです。わたしたちはお客様のIT戦略パートナーとして、経営戦略や業務改革に踏み込んだ提案をします。またそれを提案だけで終わらせるのではなく、必ず実現させるのが強みです」

 自身は一度、父の介護のため同社を退社。自らが介護離職という現実に直面したことで、「社会課題を解決するために自分は何ができるのだろう?」と考えるようになったという。

 2017年に復帰し、19年より創業者の金丸恭文会長から”介護経験者・出戻り組・女性社長”として新たな時代の舵取りを託された。

 学生時代はバスケットボールに打ち込んだ経験から、メンバーがそれぞれの持ち味を発揮した時に、よりチームが強くなることを実感。それが現在の経営にも生きているという。

「チーム一丸となって新しいことにチャレンジするのが当社の伝統です。また目標を達成するには一人ひとりがプロフェッショナルに徹し、互いに多様性を認め合うことが大事です。当社にはお客様や仲間のために頑張れる社員がたくさんいます。だからこそ自身の介護経験からも誰もが夢を諦めずに挑戦し続けられる会社にしたいし、日本の変革を後押しする会社にしたい」

【フューチャー】会長兼社長・金丸恭文の「フェアな競争が繰り広げられるような環境の構築が大事」

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