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セイコーエプソン・小川恭範社長は「環境問題」解決に向け、技術をどう生かすのか?

財界オンライン 2022年2月7日 18時0分

2022年に創業80周年

 私は2022年に年男を迎えるわけですが、あまり意識せず地道に頑張っていこうと思っています。20年4月の社長就任前から、「この会社で働くのが楽しい」、「働いてよかった」と思える会社にしたいと考えていました。世の中の変化は激しいですが、当社の強みは真面目に努力すること、そして「創造と挑戦」の社風です。

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 21年3月に長期ビジョン「Epson25」を見直しました。技術で革新的商品を生み出すだけでなく、社会課題を解決するという視点で事業を展開していきたいと考えています。

 また、当社は22年、創業80周年を迎えます。時計部品の製造からスタートし、世界初の技術を開発、その用途を模索し続けてきた歴史があります。

 環境問題が世界的課題ですが、当社が培った「省・小・精の技術」は、課題解決に貢献できる技術だと思います。これをベースにデジタルと融合させ、「持続性」をキーワードに各事業の価値を高めていきます。

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