編集部内の会話から、時の話題を紹介する本コーナー。今回はSBI・北尾氏の従来にない発想による新生銀行の戦略について。
【あわせて読みたい】SBI・北尾吉孝社長に直撃!新生銀行の公的資金返済、総合金融グループとしての成長の道筋は?
デスク「SBIホールディングス(北尾吉孝社長)傘下に入った新生銀行が定期預金の金利を大きく引き上げたそうだね」
記者「2022年6月から、インターネット専用の定期預金の金利を、6カ月もので現在の0.01%から10倍となる0.1%としています。資金負担はそれほどかからない上、大手行では年0.002%と超低金利が常態化していましたから、新生銀行の動きは完全に逆を狙ったものです」
デスク「この狙いは?」
記者「新たな個人顧客はもちろんのこと、法人顧客の獲得を目指しています。獲得した預金を新生銀行が強みを持つノンバンクやストラクチャードファイナンス(仕組み金融)に生かし、公的資金返済に向けて収益を拡大することも狙っているようです。ただ、戦略の実現には運用成績が伴わなければなりませんから、子会社化する岡三アセットマネジメントの活用を含め、運用力が問われます」
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デスク「SBIホールディングス(北尾吉孝社長)傘下に入った新生銀行が定期預金の金利を大きく引き上げたそうだね」
記者「2022年6月から、インターネット専用の定期預金の金利を、6カ月もので現在の0.01%から10倍となる0.1%としています。資金負担はそれほどかからない上、大手行では年0.002%と超低金利が常態化していましたから、新生銀行の動きは完全に逆を狙ったものです」
デスク「この狙いは?」
記者「新たな個人顧客はもちろんのこと、法人顧客の獲得を目指しています。獲得した預金を新生銀行が強みを持つノンバンクやストラクチャードファイナンス(仕組み金融)に生かし、公的資金返済に向けて収益を拡大することも狙っているようです。ただ、戦略の実現には運用成績が伴わなければなりませんから、子会社化する岡三アセットマネジメントの活用を含め、運用力が問われます」