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【ミニ舌】「東京から最も遠い街」の地域活性化 ピーチとウィラーが協業へ

財界オンライン 2022年8月26日 18時0分

コロナ禍で航空会社や高速バス会社の経営は厳しいが、地方自治体も観光政策に取り組んでいる。空港がなく東京から遠方にある地方都市で新たな地域活性化策が練られている。

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デスク「ANAホールディングス傘下の格安航空会社、ピーチ・アビエーションと高速バスなどを手がけるWILLER(ウィラー)が提携するって? 」

記者「京都府京丹後市の活性化を支援するため、年内にも関西国際空港から鉄道やバスで京丹後市を訪れる旅行商品を開発する方針です。例えばピーチで関空まで来た後、ウィラーが運営するレストランバスで地元の食材を使った料理を提供するなど、長距離移動そのものの付加価値を高めていく考えです」

デスク「なぜ京丹後市なの」

記者「ウィラーが京都丹後鉄道の運行を行っており、ピーチにも声がかかりました。CEOの森健明氏は『成功すれば、日本中の空港から離れた地域の地方創生も可能になる』と言います。東京からの直行便がなく片道約5時間かかることから『東京から最も遠い』と言われる同市。さらにピーチにとっても非就航地の活性化が新たな移動需要につながると期待しています」

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