バーチャル技術への投資も決断 【東映】手塚治社長が急死

デスク「東映社長の手塚治さんが急逝してしまったね」

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記者「2021年6月に病気療養のため、通院治療を行いながら仕事を続けると公表していましたが、2月11日に肺動脈血栓で亡くなりました。会長の多田憲之氏が社長を兼務します」

デスク「新しいメディアが出てきたら、そこへ飛び込んでいく東映の伝統を継承していたね」

記者「バーチャル技術を駆使した撮影を実現するため、22年から5年間で約20億円を東映東京撮影所に投じることを決断。ハリウッドでは日常的な技術ですが、日本の撮影所が自前で持つのは初。また、同社はアニメ作品が好調で約326億円の史上最高興収を記録。『諸先輩方が作り続けた積み重ねの中に今の我々がいます』と答えていました」

デスク「『財界』誌の取材では漫画家の手塚治虫さんと1文字違いであることに対し、『卒業式で名前を呼ばれるとき、私が一番笑われました』と笑っていたのが印象的だったよ」