日本のスタートアップの成長も支援
当社はシステムやソフトウェアの設計を日本、開発をベトナムで行う「ハイブリッド開発」を標榜している会社です。
【写真で見る】チャン バン ミン社長の1日に密着!
足元で事業は計画通り進捗していますが、我々が重視しているKPI(重要業績評価指標)は2つあります。1つはプロジェクトの数、もう1つはプロジェクトごとの単価ですが、いずれも前期に比べて増加しています。
当社のコア事業は、日本企業の「デジタルトランスフォーメーション」(DX)を推進することです。現在はそのコアに新たなに肉付けをすべく、様々な施策を打っています。
その1つが、投資事業であるスタートアップDX支援プログラム「ハイブリッドテクノロジーズキャピタル」です。スタートアップの事業成長を目的として、出資とエンジニアリソースの提供を行っており、足元で9社に出資しています(2023年3月2日時点)。
もう1つは、ベトナムの「国家サイバーセキュリティセンター」という国家機関と提携し、サイバーセキュリティ事業を展開しています。この提携によって、お客様のウェブ、アプリ、インフラの脆弱性診断などを行っているのです。
これまで、多くの企業がコスト面などの要請から海外にシステム、ソフトウェア開発を委託する「オフショア開発」に注目してきましたが、言語の壁もあり、現地の人とコミュニケーションが取りづらいといった課題を抱えていました。
それを当社は、現地語、技術を理解し、日本で働くベトナム人と、日本人のプロジェクトマネージャーをアサインすることで一気通貫での開発を可能にしています。
2021年12月、コロナ危機の最中にベトナム人として初めて、東証マザーズ市場(現グロース市場)に上場し、知名度を高めることができたこともあり、各社がエンジニアの採用に悩む中、着実に人材を獲得することができています。
こうしたオーガニックの成長だけでなく、上場で得た資金も活用したM&A(企業の合併・買収)を活用して人材をグループに取り込んでいます。
日本の人口減少が加速する中で…
当社は決して派手な企業ではありませんが、微力ながら日本とベトナムの「架け橋」としての役割を果たすことができるのではないかと考えています。
そして将来は日本において、「ベトナムといえばハイブリッドテクノロジーズ」と言っていただけるような存在になることを目標にしています。
2023年2月末に厚生労働省が公表した人口動態統計では、22年の出生数が80万人を割りました。日本では想定以上に人口減少が加速しているということです。
人手不足をAI(人工知能)などテクノロジーで補うことも可能だとは思いますが、「人」の手でなければできない仕事も多いと思います。どれだけITが進歩し機械がイノベーションを起こすとしても、それを実現するための人材は少なからず必要であり続けると思うのです。
日本が人口減少の一方、ベトナムは人口が増加し続けていることに加え、国家戦略としてIT人材の育成を強化しています。足元の国際情勢を踏まえても、日本とベトナムの関係は経済のみならず、文化や安全保障面でもさらに深まるのではないかと見ています。
こうした状況の中で、私は日本で上場する1人の経営者として、10年後、20年後を見据えて日本の競争力の維持、強化に向けて一石を投じるような存在になることができればと考えています。
当社はシステムやソフトウェアの設計を日本、開発をベトナムで行う「ハイブリッド開発」を標榜している会社です。
【写真で見る】チャン バン ミン社長の1日に密着!
足元で事業は計画通り進捗していますが、我々が重視しているKPI(重要業績評価指標)は2つあります。1つはプロジェクトの数、もう1つはプロジェクトごとの単価ですが、いずれも前期に比べて増加しています。
当社のコア事業は、日本企業の「デジタルトランスフォーメーション」(DX)を推進することです。現在はそのコアに新たなに肉付けをすべく、様々な施策を打っています。
その1つが、投資事業であるスタートアップDX支援プログラム「ハイブリッドテクノロジーズキャピタル」です。スタートアップの事業成長を目的として、出資とエンジニアリソースの提供を行っており、足元で9社に出資しています(2023年3月2日時点)。
もう1つは、ベトナムの「国家サイバーセキュリティセンター」という国家機関と提携し、サイバーセキュリティ事業を展開しています。この提携によって、お客様のウェブ、アプリ、インフラの脆弱性診断などを行っているのです。
これまで、多くの企業がコスト面などの要請から海外にシステム、ソフトウェア開発を委託する「オフショア開発」に注目してきましたが、言語の壁もあり、現地の人とコミュニケーションが取りづらいといった課題を抱えていました。
それを当社は、現地語、技術を理解し、日本で働くベトナム人と、日本人のプロジェクトマネージャーをアサインすることで一気通貫での開発を可能にしています。
2021年12月、コロナ危機の最中にベトナム人として初めて、東証マザーズ市場(現グロース市場)に上場し、知名度を高めることができたこともあり、各社がエンジニアの採用に悩む中、着実に人材を獲得することができています。
こうしたオーガニックの成長だけでなく、上場で得た資金も活用したM&A(企業の合併・買収)を活用して人材をグループに取り込んでいます。
日本の人口減少が加速する中で…
当社は決して派手な企業ではありませんが、微力ながら日本とベトナムの「架け橋」としての役割を果たすことができるのではないかと考えています。
そして将来は日本において、「ベトナムといえばハイブリッドテクノロジーズ」と言っていただけるような存在になることを目標にしています。
2023年2月末に厚生労働省が公表した人口動態統計では、22年の出生数が80万人を割りました。日本では想定以上に人口減少が加速しているということです。
人手不足をAI(人工知能)などテクノロジーで補うことも可能だとは思いますが、「人」の手でなければできない仕事も多いと思います。どれだけITが進歩し機械がイノベーションを起こすとしても、それを実現するための人材は少なからず必要であり続けると思うのです。
日本が人口減少の一方、ベトナムは人口が増加し続けていることに加え、国家戦略としてIT人材の育成を強化しています。足元の国際情勢を踏まえても、日本とベトナムの関係は経済のみならず、文化や安全保障面でもさらに深まるのではないかと見ています。
こうした状況の中で、私は日本で上場する1人の経営者として、10年後、20年後を見据えて日本の競争力の維持、強化に向けて一石を投じるような存在になることができればと考えています。