原材料高騰下が続く中 【サントリー】が中価格ビールを投入

デスク「原材料高騰を受けて値上げが続く中、サントリーが中価格帯のビールを発売するね」

ローソン社長・竹増貞信「〝スイーツのローソン〟から〝店炊きごはんのローソン〟に進化する！」

記者「秋の酒税法改正で値上げされる新ジャンルから値下げされるビールへの回帰が見込まれ、同社は従来のビールより10円ほど安い『サントリー生ビール』を投入。初めてビールを飲むエントリー層の獲得を狙います」

デスク「『ザ・プレミアム・モルツ』の位置付けは？」

記者「プレモルを高価格帯の商品に位置付け、新ビールを『新しいスタンダードビール』（ビールカンパニー社長の西田英一郎氏）として早期にヒット商品の目安となる1000万ケースの販売を目指しています」

デスク「他社の戦略は？」

記者「アサヒビールは『スーパードライ』の派生商品、キリンビールもクラフトビール『スプリングバレー』ブランドの新フレーバーを検討するなど高価格帯の商品を充実させていく狙い。一線を画すサントリーの価格戦略が注目されるところです」