生成AI(人工知能)による対話型サービス「チャットGPT」の普及が進む中、日立製作所が新たなコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを設立。次世代インターネット「Web3」や生成AIなど、デジタル領域を牽引するスタートアップ企業へ戦略的な投資を行うことになった。
日立は2019年に日立ベンチャー社を設立し、すでに2つのファンドを組成。今回設立する第3号ファンドは、AIやブロックチェーン、仮想現実などの技術を持つスタートアップ企業へ出資。投資規模は既存の2つのファンドの2倍に相当する3億ドル(約400億円)となる。
日立製作所社長兼CEOの小島啓二氏は「Web3や生成AIといった時代の最先端のテクノロジーを有するスタートアップ企業との協創を実現し、社会イノベーション事業のグローバルな成長を加速させ、社会に新たな価値を提供していく」とコメントしている。
日立は21年に米IT大手のグローバルロジックを約1兆円で買収するなど、自社のIoT(モノのインターネット)基盤『ルマーダ』を成長のエンジンに位置づける。その上で、製造業の強みを生かしつつ、データを駆使した「デジタル製造業」への転換を急いでおり、デジタル領域におけるイノベーション創出が課題となっていた。
近年、世界中で起こっている技術革新のスピードは速くなるばかり。同社幹部には「世界中で起きているデジタル領域のイノベーションをいち早く発掘しなければならない」という危機感があるようで、危機感が背中を押した今回のCVCファンド設立と言えそうだ。
なぜ、日立は国内でも『ジョブ型』雇用を導入するのか?
日立は2019年に日立ベンチャー社を設立し、すでに2つのファンドを組成。今回設立する第3号ファンドは、AIやブロックチェーン、仮想現実などの技術を持つスタートアップ企業へ出資。投資規模は既存の2つのファンドの2倍に相当する3億ドル(約400億円)となる。
日立製作所社長兼CEOの小島啓二氏は「Web3や生成AIといった時代の最先端のテクノロジーを有するスタートアップ企業との協創を実現し、社会イノベーション事業のグローバルな成長を加速させ、社会に新たな価値を提供していく」とコメントしている。
日立は21年に米IT大手のグローバルロジックを約1兆円で買収するなど、自社のIoT(モノのインターネット)基盤『ルマーダ』を成長のエンジンに位置づける。その上で、製造業の強みを生かしつつ、データを駆使した「デジタル製造業」への転換を急いでおり、デジタル領域におけるイノベーション創出が課題となっていた。
近年、世界中で起こっている技術革新のスピードは速くなるばかり。同社幹部には「世界中で起きているデジタル領域のイノベーションをいち早く発掘しなければならない」という危機感があるようで、危機感が背中を押した今回のCVCファンド設立と言えそうだ。
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