当社は独自開発のクラウド型CTI(Computer Telephony Integration=コンピュータと電話・FAXを統合する技術)サービス分野における事業領域の拡大に取り組んできました。2000年の会社設立以来、業種・業態を問わず幅広い導入実績(約3万席)を有しています。
わたしはもともと旧電電公社(現NTT)に就職しまして、ソフトウェアの開発に携わっていました。今は違いますが、当時のNTTは仕様書を書いて発注すれば終わりという感じがあり、ずっと違和感を持っていました。そこで、自分で書いたプログラムで世の中の評価を受けたいと思い、1990年に転職することを決めたのです。
33万人のNTTからたった3人のベンチャー企業への転職。すでに結婚して、子供がいましたから、周囲からは反対されたことを覚えています。それでも先輩から「自分でやりたいことをやってみたら」と言っていただいたことは嬉しかったです。
しかし、データベースやアーキテクチャーのプロダクツをつくって皆さんに喜んでもらおうと考えて転職したのに、ベンチャー企業でしたから、目先の収益を稼ぐことができる事業が優先されていく。やはり、本来自分がやりたかった仕事をしたいと考え、1997年に35歳で独立することを決めました。
当時はインターネットの黎明期。わたしはインターネットを活用し、人と人を双方向で結ぶプラットフォームをつくりたいと思っていました。ここからコールセンター向けのシステムを開発し、事業は順調に来たのですが、もう少し事業の幅を拡大したいと考え、ある会社と新設合併しました。しかし、ここから事業は難航。一時は倒産危機に陥り、非常に苦労しました。
紆余曲折の後、ようやく事業が軌道に乗ってきたのは、2008年から完全自社運用のクラウドCTI『CT-e1/SaaS』の提供を開始してから。今も昔も当社は技術をもってお客様に寄り添うことを大切にしています。価格も安く、お客様のご要望に合わせてカスタマイズしたプラットフォームを提供してきたことが、ようやく日の目を見るようになりました。
当初はカスタマイズすることに費用をいただかない当社のやり方に対して、お客様からはかえって不信感を抱かれることもありました。確かに、システム開発ベンダーとしては常識はずれな試みでしたが、できるだけお客様のご要望に沿った商品やサービスを開発することは、今や当社の伝統になっています。
当社が大切にしているのは「いい人」であれということ。技術革新も大事なことですが、今後も「いい人」として、お客様にとって喜ばれる存在でありたいと考えています。
《いま話題のチャットGPT》イーロン・マスク氏らが開発に「待った」
わたしはもともと旧電電公社(現NTT)に就職しまして、ソフトウェアの開発に携わっていました。今は違いますが、当時のNTTは仕様書を書いて発注すれば終わりという感じがあり、ずっと違和感を持っていました。そこで、自分で書いたプログラムで世の中の評価を受けたいと思い、1990年に転職することを決めたのです。
33万人のNTTからたった3人のベンチャー企業への転職。すでに結婚して、子供がいましたから、周囲からは反対されたことを覚えています。それでも先輩から「自分でやりたいことをやってみたら」と言っていただいたことは嬉しかったです。
しかし、データベースやアーキテクチャーのプロダクツをつくって皆さんに喜んでもらおうと考えて転職したのに、ベンチャー企業でしたから、目先の収益を稼ぐことができる事業が優先されていく。やはり、本来自分がやりたかった仕事をしたいと考え、1997年に35歳で独立することを決めました。
当時はインターネットの黎明期。わたしはインターネットを活用し、人と人を双方向で結ぶプラットフォームをつくりたいと思っていました。ここからコールセンター向けのシステムを開発し、事業は順調に来たのですが、もう少し事業の幅を拡大したいと考え、ある会社と新設合併しました。しかし、ここから事業は難航。一時は倒産危機に陥り、非常に苦労しました。
紆余曲折の後、ようやく事業が軌道に乗ってきたのは、2008年から完全自社運用のクラウドCTI『CT-e1/SaaS』の提供を開始してから。今も昔も当社は技術をもってお客様に寄り添うことを大切にしています。価格も安く、お客様のご要望に合わせてカスタマイズしたプラットフォームを提供してきたことが、ようやく日の目を見るようになりました。
当初はカスタマイズすることに費用をいただかない当社のやり方に対して、お客様からはかえって不信感を抱かれることもありました。確かに、システム開発ベンダーとしては常識はずれな試みでしたが、できるだけお客様のご要望に沿った商品やサービスを開発することは、今や当社の伝統になっています。
当社が大切にしているのは「いい人」であれということ。技術革新も大事なことですが、今後も「いい人」として、お客様にとって喜ばれる存在でありたいと考えています。
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