私が1979年に文部省(当時)の奨学生として来日し、その後の84年から国際交流基金のフェローとして再来日した頃の日本はまさに経済成長期。世界に向けて積極的に事業を展開する熱気を帯びていました。ところが今の日本は当時の面影がすっかりなくなりました。
熊谷弘司・石塚社長「ビニールの可能性を広げて”3つの100”を目指す!」
『人を動かす』『道は開ける』といったベストセラーを執筆したデール・カーネギーのエッセンスを盛り込み、組織のリーダーを多くトレーニングしている当社は日本設立から60年を迎えました。トレーニングを受けに来る経営トップの話を聞くと、皆が口を合わせるのが採用と雇用。人手不足が深刻化すると共に、事業を軌道に乗せて雇用を維持できるかどうかが大きな経営のテーマになっているのです。
企業が持続可能な経営を続けるために必要なものとは何か。デール・カーネギーは「言葉」「コミュニケーション」こそが重要だと説いています。知識やノウハウを詰め込むだけではなく、受講者の心や感情を刺激し、なぜそう思うのかといった飽くなき探求心を育むトレーニングを行うことが大きな特長です。
こういった姿勢は企業で言えば課長クラス以上のリーダーに求められる素養でもあります。部下に業務を与えるだけでは部下は成長しません。与えられた目の前の仕事をこなすだけならロボットやAIで事足ります。自ら変わりたいというポジティブな感情を醸成し、積極的な行動につなげていく。結果、驚くほど素晴らしいパフォーマンスを発揮することができるのです。
そのためには互いが励まし合い、そして高め合うような言葉を投げかけ合うコミュニケーションが大切であり、リーダーはその能力を高めなければなりません。当社の提供するトレーニングでは人間関係やコミュニケーション、リーダーシップ、ストレス・マネジメント、プレゼンテーションといったスキルの強化を短期間で養います。
ですから、当社のトレーニングはとてもハードです(笑)。一瞬たりとも油断することはできません。講師を務めるトレーナーも経営者や大手企業の人事部長を歴任した人が多数。このトレーナーの品質も当社が60年かけて磨き上げてきたものです。
足元では新入社員の約40%は転職すると言われています。企業にとっては、せっかくトレーニングなど人に投資をしてきたものが水泡に帰するケースが多くなっているのです。だからこそ、トライ&エラーを繰り返しながらも、社員が遣り甲斐や生き甲斐を感じることのできる環境を整備しなければなりません。
しかし私はそこまで悲観的にならなくても大丈夫だと思っています。日本人はよく私の出身地がオーストラリアと聞いて、「鉄鉱石や石炭など資源が豊富な国で羨ましい」と言います。そんなことはありません。私から言わせれば「日本には日本人という資源があるではないですか」と。この豊富な資源を活用しない手はありません。
これまでリーダーとは経験が豊富で情報のある人を指しました。しかしこれからは違います。その企業の理念やミッションを自分事と捉え、部下にも共有させ、その目標に向かってチームワークや人間関係などをしっかり構築させる人を指します。
当社の受講生には米国第40代大統領のレーガン氏や投資家のウォーレン・バフェット氏などがいます。彼らはまさにリーダーとして政治やビジネスに関する熱意を持って自らの役割を実行してきているのです。
日本にもチャンスはあります。日本の再生はリーダーの腕にかかっているのです。
熊谷弘司・石塚社長「ビニールの可能性を広げて”3つの100”を目指す!」
『人を動かす』『道は開ける』といったベストセラーを執筆したデール・カーネギーのエッセンスを盛り込み、組織のリーダーを多くトレーニングしている当社は日本設立から60年を迎えました。トレーニングを受けに来る経営トップの話を聞くと、皆が口を合わせるのが採用と雇用。人手不足が深刻化すると共に、事業を軌道に乗せて雇用を維持できるかどうかが大きな経営のテーマになっているのです。
企業が持続可能な経営を続けるために必要なものとは何か。デール・カーネギーは「言葉」「コミュニケーション」こそが重要だと説いています。知識やノウハウを詰め込むだけではなく、受講者の心や感情を刺激し、なぜそう思うのかといった飽くなき探求心を育むトレーニングを行うことが大きな特長です。
こういった姿勢は企業で言えば課長クラス以上のリーダーに求められる素養でもあります。部下に業務を与えるだけでは部下は成長しません。与えられた目の前の仕事をこなすだけならロボットやAIで事足ります。自ら変わりたいというポジティブな感情を醸成し、積極的な行動につなげていく。結果、驚くほど素晴らしいパフォーマンスを発揮することができるのです。
そのためには互いが励まし合い、そして高め合うような言葉を投げかけ合うコミュニケーションが大切であり、リーダーはその能力を高めなければなりません。当社の提供するトレーニングでは人間関係やコミュニケーション、リーダーシップ、ストレス・マネジメント、プレゼンテーションといったスキルの強化を短期間で養います。
ですから、当社のトレーニングはとてもハードです(笑)。一瞬たりとも油断することはできません。講師を務めるトレーナーも経営者や大手企業の人事部長を歴任した人が多数。このトレーナーの品質も当社が60年かけて磨き上げてきたものです。
足元では新入社員の約40%は転職すると言われています。企業にとっては、せっかくトレーニングなど人に投資をしてきたものが水泡に帰するケースが多くなっているのです。だからこそ、トライ&エラーを繰り返しながらも、社員が遣り甲斐や生き甲斐を感じることのできる環境を整備しなければなりません。
しかし私はそこまで悲観的にならなくても大丈夫だと思っています。日本人はよく私の出身地がオーストラリアと聞いて、「鉄鉱石や石炭など資源が豊富な国で羨ましい」と言います。そんなことはありません。私から言わせれば「日本には日本人という資源があるではないですか」と。この豊富な資源を活用しない手はありません。
これまでリーダーとは経験が豊富で情報のある人を指しました。しかしこれからは違います。その企業の理念やミッションを自分事と捉え、部下にも共有させ、その目標に向かってチームワークや人間関係などをしっかり構築させる人を指します。
当社の受講生には米国第40代大統領のレーガン氏や投資家のウォーレン・バフェット氏などがいます。彼らはまさにリーダーとして政治やビジネスに関する熱意を持って自らの役割を実行してきているのです。
日本にもチャンスはあります。日本の再生はリーダーの腕にかかっているのです。