海水パンツがはじまり
1958年の創業以来、「Fashion」「Food」「Fitness」の3つのFを核に多岐にわたるカルチャーを提案し続けてきました。65年という歳月にわたって新たな提案を継続してこられたのも、社員一人ひとりが「楽しい」「面白い」と思ったことに果敢に挑戦し、お客様に価値を提供できたからだと思っています。
【写真で見る】佐々木進氏の経営に密着!
もともと日本のアパレル業界は、多くの洋服好きによって成長してきました。ところがこの30年間ほどで洋服の平均価格が約5分の1になるなど、工業品としての洋服はコモディティ化してしまいました。今後、業界が中長期的に発展していくためには、美しさや楽しさなど、個人の心の内に秘めた思いを自己実現できる嗜好品としての存在へと回帰していかなければいけないと考えています。
当社はもともと「欲しいものが無いなら作ろう」という発想で、男性が明るい色を着用する習慣がなかった時代に赤いチェック柄という革新的なデザインの海水パンツから始まりました。その後も、メンズ服の要素を取り入れたレディースブランドの「ROPÉ」を提案し、業界でもいち早くゴルフ場やワイナリー、カフェ事業など多角化を推進してきました。
国内で初めて街頭看板を展開したり、エアロビクスを広めたりもしました。今ではファッションアパレルを中心に、飲食、スポーツなど幅広い事業領域で47ブランド、全国340店舗を展開しています。
幅広い事業体を持っていることが当社の強みです。約200店舗を全国展開できるブランドから、独立した小さな個人商店的なブランドや外部のクリエイターと協業したニッチなブランドまで、大手企業ではなかなか着手できないビジネスも展開できています。その点では二極化したニーズの両方をカバーすることができている「両利きの経営」とも言えるかもしれません。
日本人のデザイナーの活躍を
今後は「YOU ARE CULTURE.」カルチャーの力で人々の心を艶やかに彩るというパーパスを更に突き詰めていきます。そのためには、社員が事業部の垣根を超え、職種別のグループという枠も超え、有機的につながり、新たな気づきを得ながら変えるべきものは変えていき、常に新しい文化を提案できる会社を目指していきたいと思っています。
そして何よりも憂慮すべきことは日本人のデザイナーやクリエイターが世界で活躍できる土壌が醸成されていないことです。彼らは世界で活躍できる潜在力を持っています。成熟期を迎えたからこそ、これまでの業界の常識を変える取り組みが我々のような企業にも求められていると感じています。
1958年の創業以来、「Fashion」「Food」「Fitness」の3つのFを核に多岐にわたるカルチャーを提案し続けてきました。65年という歳月にわたって新たな提案を継続してこられたのも、社員一人ひとりが「楽しい」「面白い」と思ったことに果敢に挑戦し、お客様に価値を提供できたからだと思っています。
【写真で見る】佐々木進氏の経営に密着!
もともと日本のアパレル業界は、多くの洋服好きによって成長してきました。ところがこの30年間ほどで洋服の平均価格が約5分の1になるなど、工業品としての洋服はコモディティ化してしまいました。今後、業界が中長期的に発展していくためには、美しさや楽しさなど、個人の心の内に秘めた思いを自己実現できる嗜好品としての存在へと回帰していかなければいけないと考えています。
当社はもともと「欲しいものが無いなら作ろう」という発想で、男性が明るい色を着用する習慣がなかった時代に赤いチェック柄という革新的なデザインの海水パンツから始まりました。その後も、メンズ服の要素を取り入れたレディースブランドの「ROPÉ」を提案し、業界でもいち早くゴルフ場やワイナリー、カフェ事業など多角化を推進してきました。
国内で初めて街頭看板を展開したり、エアロビクスを広めたりもしました。今ではファッションアパレルを中心に、飲食、スポーツなど幅広い事業領域で47ブランド、全国340店舗を展開しています。
幅広い事業体を持っていることが当社の強みです。約200店舗を全国展開できるブランドから、独立した小さな個人商店的なブランドや外部のクリエイターと協業したニッチなブランドまで、大手企業ではなかなか着手できないビジネスも展開できています。その点では二極化したニーズの両方をカバーすることができている「両利きの経営」とも言えるかもしれません。
日本人のデザイナーの活躍を
今後は「YOU ARE CULTURE.」カルチャーの力で人々の心を艶やかに彩るというパーパスを更に突き詰めていきます。そのためには、社員が事業部の垣根を超え、職種別のグループという枠も超え、有機的につながり、新たな気づきを得ながら変えるべきものは変えていき、常に新しい文化を提案できる会社を目指していきたいと思っています。
そして何よりも憂慮すべきことは日本人のデザイナーやクリエイターが世界で活躍できる土壌が醸成されていないことです。彼らは世界で活躍できる潜在力を持っています。成熟期を迎えたからこそ、これまでの業界の常識を変える取り組みが我々のような企業にも求められていると感じています。