こども家庭庁は、子どものインターネット利用状況に関する23年度の調査結果(速報値)を発表した。それによると、ネット利用率は2歳で58.8%となり、6~9歳の小学生では90.0%だった。
高校生の平日1日当たりのネット利用時間は平均6時間14分で、前年度より29分増えた。同庁は調査結果を子どもや保護者に向けた啓発活動に生かす。
調査は0~9歳の子どもを持つ保護者3千人と、10~17歳の子どもと保護者各5千人の計1万3千人が対象。23年11~12月に実施し、計8761人から回答を得た。
0~9歳児の保護者にネットの利用機器を尋ねたところ、テレビが53.3%で最も多く、パソコンやタブレットが38.0%、ゲーム機が35.8%と続いた(複数回答)。こども家庭庁は、テレビにユーチューブなどの動画を流すケースが多いとみている。
10~17歳のネット利用率は98.7%。利用機器は、10歳以上の小学生ではGIGAスクール構想で配布される「1人1台端末」が73.6%、スマートフォンが62.5%。高校生ではスマホが98.1%、GIGA端末が64.7%だった。ただし、設問では、GIGA端末を授業で使う時間を含めて回答するか、宿題など授業以外で使う時間のみを回答するか指定していない。
ネット利用のルールを決めている家庭の割合は、小学校から中学、高校に進むにつれて減少。高校では「決めている」と答えた保護者は58.5%、高校生本人は41.9%となっており、差が開いた。
これに関し、こども家庭庁は「本人と保護者のルールに関する認識のギャップが拡大傾向にある」と指摘。保護者はルールを定めたつもりでも、本人はルールを忘れて自由に使っているといった状況も考えられる。
米国株急落の懸念もある中、日経平均株価が4万円を突破、今後はどうなる?
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これに関し、こども家庭庁は「本人と保護者のルールに関する認識のギャップが拡大傾向にある」と指摘。保護者はルールを定めたつもりでも、本人はルールを忘れて自由に使っているといった状況も考えられる。
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