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ANAとJALが印大手と提携 ビジネス需要の獲得を狙う

財界オンライン 2024年10月28日 15時0分

デスク「全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)がインド市場に注力しているね」

記者「ANAが先んじて印大手のエア・インディアと共同運航を開始し、ANAの羽田―デリー線、成田―ムンバイ線とエア・インディアの成田―デリー線の3路線を対象としました」

デスク「JALはどう動く?」

記者「10月27日から羽田―デリー線と成田―ベンガルール線の2路線で印最大手のインディゴと共同運航を始めます。インディゴが運航中のインド国内線でも共同運航を行う方針で、日本からの直行便がないムンバイやチェンナイなどへの乗り継ぎ需要を狙います」

デスク「日印関係は良好だよね」

記者「日本企業の進出数も多く、航空会社にとっては単価の高いビジネス需要が期待できます。ただ、商習慣や手続きの複雑さといった同国ならではのリスクもあります。ANAの相手は旧国営企業でありながら今は財閥タタ・グループ傘下の会社で、JALは新興の格安航空会社。パートナーとの強固な信頼関係が求められます」

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