ラスターは、「BeyondJAPAN」ブランドから新たなデモカー「CODE06」を発表した。ジムニー文化の伝統と、現代のカスタム技術を融合した1台となり、ジムニーカスタムの新たな可能性を提案する。
スズキ・ジムニーは、軽自動車でありながら本格的に悪路が走破でき、デザインもレトロな雰囲気であることから、長年にわたり高い人気を維持し続けている。海外のオフロードスタイルとは異なるカスタムで、独自の発展を遂げたカスタムジムニーは、国内ユーザーがジムニーを盛り立て来たからこそ成しえたものだろう。
ジムニーは、日本の伝統的な街並みにも自然に溶け込む不思議な魅力を持っているが、現行型でのカスタムは、かつてのジムニーとは少し異なり、かなり多彩になってきたといえる。従来はワイルドなオフロード仕様が主流で、方向性はほぼ同じだったが、最近はユーザー層が変化し、様々なカスタム手法が取り入れられるようになった。
今回登場したデモカー「CODE06」の特徴は、かつて人気を博した男のオフロードを象徴するようなデザインだ。
フェイスグリルヴィンテージは、スプリングがリーフからコイルに切り替わった頃のJA22型をオマージュし、スモールランプをイメージしたクリアのリフレクターを採用するなど、当時のデザインを忠実に再現している。
さらにジムニーカスタム伝統のパイプ形状を採用した、リベルテフロント&リアバンパーを精悍なブラック仕上げとした。前後の樹脂バンパーがパイプになるだけで、現行ジムニーがタイムスリップしたような雰囲気に見える。
CODE06のコンセプトは、「伝統と革新の融合」だ。最先端技術を搭載した現行ジムニーと、レトロな雰囲気を融合させ、幅広い世代に愛されるジムニー像を提案している。
現在BEYOND JAPANでは、コンプリートカー販売に向け準備中という。フェイスグリルをはじめ、各パーツは公式ホームページで購入可能だ。