Infoseek 楽天

ギンザシックスが今春リニューアル、中国コスメの旗艦店など新規・新装13店登場

財経新聞 2025年1月11日 9時49分

 東京・銀座の大型商業施設GINZA SIX(ギンザシックス、東京都中央区銀座)が今春、リニューアルする。施設を運営するGINZA SIXリテールマネジメントが明らかにしたもので、旗艦店化を図るブランドや日本初出店、銀座初出店店舗など計13店が新規・新装オープンする。

 新規・新装店の登場は1月末から5月上旬に予定されている。内訳は新規9店、リニューアル4店。新規のうち、中国杭州発のコスメブランド「フローラシス」は初の海外旗艦店、洋菓子の「ミスターチーズケーキ」は初の旗艦店として登場する。

 その他の新規出店は、ファッションの「ジルサンダー」と「セブンバイセブン」、セレクトショップ「エストネーション」の新業態「アッセンブルエストネーション」、英王室に愛されるレザーブランド「スマイソン」。石川県金沢市の和栗専門店「ワグリシラツユ」、京都市で日本酒バルとおつまみブランドを展開する「益や」、大分県大分市の折詰料理専門店「京屋本店」。

 リニューアルはファッションの「ケンゾー」、フランス・パリのフレグランス店「ディプティック」が売り場を拡大するほか、台湾にルーツを持つ米ニューヨークファッションの「アレキサンダーワン」、英ラグジュアリーブランドの「マックイーン」が装いを新たにする。

 ギンザシックスは、旧松坂屋銀座店など17棟があった2街区約1.4ヘクタールを一体開発した複合施設で、地下6階、地上13階建て延べ約15万平方メートル。売り場面積約4万7,000平方メートル、約240店が集結した商業施設のほか、オフィス、能楽堂、観光バス乗降所などを備えて2017年に開業した。

 訪日外国人観光客の回復により、銀座が国内外の多くの人でにぎわうようになったのに伴い、今回のリニューアルで本物を追求した商業施設の価値を高める。

この記事の関連ニュース