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大規模リニューアル中の「リバーウォーク北九州」、シネマ棟1、2階を3月オープンへ

財経新聞 2025年1月16日 14時32分

 北九州市の大型複合商業施設「リバーウォーク北九州」(小倉北区室町)が、開業以来初となる大規模リニューアルの第1弾として、3月19日にシネマ棟の1、2階をオープンする。施設を運営する北九州市の第三セクター会社・北九州紫川開発、東京建物グループのプライムプレイスが明らかにした。今後は、シネマ棟以外の改修も進める予定だ。

 リニューアルはシネマ棟1、2階で営業していた12店舗を、2024年5月で閉店して行われている。内装を白が基調で木調やモルタル調の柔らかく、清潔感のある色合いを加えた仕上がりに切り替え、凹凸のあった館内通路を平らにして自動ドアの出入口を増設、どの世代にも優しい館内へ改善する。

 新規出店店舗は順次、公表する予定だが、第1弾として北九州初出店となるペットショップの「ひごペットフレンドリー」、ファストフードの「バーガーキング」、自転車の「ジャイアントストア小倉」の3店と、食物販の「ジュピター」の登場が決まった。

 リバーウォーク北九州は、室町一丁目地区第一種市街地再開発事業で2003年にオープンした大型複合商業施設。鉄骨鉄筋コンクリート地下2階、地上17階建ての本館と地下1階、地上11階建ての西館で構成される。本館には北九州芸術劇場、NHK北九州放送局、ゼンリンミュージアム、商業棟、シネマ棟など、西館には西日本工業大学などが入る。出店店舗は約95店。売り場面積は約2万9,000平方メートルに及ぶ。

 商業部分はこれまで、休日の利用を意識した店舗構成としていたが、幅広い世代が平日も含めて日常的に利用する施設への転換を目指している。このため、毎日の食やエンタメのニーズを満たす店舗の誘致に力を入れている。

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