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奈良のイオンモール橿原、3月1日から順次増床リニューアル 西日本最大級へ

財経新聞 2025年1月21日 10時15分

 イオンモールは、奈良県橿原市のイオンモール橿原(橿原市曲川町)を、3月1日から順次増床リニューアルする。道路を挟んだ隣接地に別棟を整備するとともに、既存施設内の店舗を入れ替える内容で、新規出店29店を含む38店が装いを新たに登場、店舗数約250店を数える西日本最大級のショッピングセンターになる。

 増床部分の別棟は、名称が「ウエスト・ビレッジ」。約11万2,000平方メートルの敷地に芝生広場一体型の施設として整備し、地域のコミュニティを育む場所にする。既存施設とは連絡橋で結ぶ。

 出店するのは生活雑貨の「無印良品」、カフェの「スターバックス」、乳幼児用品・衣料の「西松屋」、ドラッグストアの「ココカラファイン」、100円ショップの「キャンドゥ」など18店。このうち、無印良品の店舗は約8,200平方メートルで同ブランドの店舗として世界最大級になる。

 これに合わせ、既存施設内の店舗を入れ替え、1~3階で新規出店11店を含む20店が装いを新たにする。新規出店は生活雑貨の「ロフト」、レディスファッションの「ベルファム」、スイーツの「ディッパーダン」など。

 増床により、イオンモール橿原全体の延べ床面積は約2万6,000平方メートル増えた約25万1,000平方メートル、総賃貸面積は約4万8,000平方メートル増の約12万8,000平方メートル、店舗数は18店増えて約250店になる。

 イオンモール橿原は2004年、国道24号に面し、県道橿原高取線に近い現在地でショッピングセンター「ダイヤモンドシティ・アルル」として開業した。運営会社のダイヤモンドシティがイオンモールと合併したことにより、2007年に名称が「イオンモール橿原アルル」、2011年に「イオンモール橿原」に変わっている。

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