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スマホで車の盗難を防止 最新の盗難手法に対応した「Globe-Guard」発売 ジェイ・ヴォックス

財経新聞 2025年1月31日 20時2分

 ジェイ・ヴォックスは、独自のデジタル技術を活用した車両盗難防止装置「Globe-Guard(グローブガード)」を2025年2月中旬に発売する。最新の車両盗難手法に対応し、スマートフォンのみで簡単に盗難対策を可能とする。

 近年、車両盗難は高度化し、盗難防止装置と窃盗犯の知恵比べが続いている。現在の代表的な手口として「キーエミュレーター(通称ゲームボーイ)」「リレーアタック」「コードグラバー」「CANインベーダー」の4種類がある。

 CANインベーダー以外は、車両やスマートキーからの電波を乗っ取ることで盗難が実行される。一方CANインベーダーは、車両の配線に割り込み、直接システムに侵入する手法だ。

 これらの手口に対抗するため、多くのユーザーは後付けのセキュリティーシステムを導入するが、別途リモコンを持ち歩く必要があるなど、不便なこともある。「Globe-Guard」はこの問題を解決し、利便性と高いセキュリティーを両立させた。

 専用アプリをダウンロードし設定すれば、スマートフォンを持ち歩くだけでセキュリティー対策が可能となる。スマートフォンがなければ、スマートエントリー機能が無効になり(純正キーのボタン操作は可能)、エンジン始動も制限されるため、ドアが開錠されても走行ができない仕組みだ。

 「Globe-Guard」では、「T-Connect」や「G-Link」などメーカー提供のコネクテッドサービスにも対応しており、リモートスタート機能の利用も可能だ。

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