阪神ドラ1・西純矢、荒ぶれ! 矢野監督も後押し「僕を超えるように、大いにガッツポーズしてもらったら」

夕刊フジ / 2019年12月3日 17時10分

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丸くなるな、虎になれ(夕刊フジ)

 「広島に帰省すると、ずっと広島カープ(関連の)CMばっかり。イライラします!!」

 広島出身の阪神・ドラフト1位新人、西純矢投手(18)=岡山・創志学園高=が2日、大阪市内で開かれた新入団会見でいきなり“挑発”。地元球団への思いは「一切ない」と決別宣言した。

 「身が引き締まる思い。勝負強い投球を見てほしい。将来的には沢村賞を目指せる投手になりたい」

 育成含む8選手の先陣を切って、こう所信表明した度胸のよさは、高校2年の夏に甲子園で見せた荒々しいガッツボーズにも相通じる。2年前の10月に45歳でこの世を去った、父・雅和さんに元気に頑張る姿を届けるよう、周囲から勧められてやり始めたものだった。

 大きな反響を呼んだが中には批判もあったようで、高野連のクレームを受けて以降「封印」。この日もガッツポーズ関連の質問には神経をとがらせ、「自然に出して打者に集中したい」とトーンダウンしてしまった。

 大人になったといえば聞こえはいいが、ドラフト前に西と面談した他球団のスカウトは「ウチの監督が好きな、打者に向かっていくタイプかと思ったけど…。マウンドでほえていた感じと違って、おとなしい印象だったね」とやや拍子抜け。高卒ルーキーだというのに、若武者らしさまで失ってはもったいない。

 そんな西に、50歳になった今季も若々しいガッツポーズを何度も繰り出した指揮官が、心強い後押しだ。

 矢野監督は「僕を超えるように、大いにガッツポーズしてもらったら。プロである以上、オンリーワンになるのはすごいことで選手としても魅力的。貫くことも悪いことじゃない」と熱っぽく語りかけた。

 球団フロントも「厳しいプロの世界で生き残りたいなら、荒々しさの象徴であるガッツポーズを復活させた方がいい」と大きくうなずく。虎将と背広組のお墨付きがもらえれば、高野連もなんぼのもんじゃい。「西ガッツ」で新たな時代を切り開いてほしいものだ。(山戸英州)

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