【SPORTS BAR】片山晋呉がやらかした… 全男子プロよ!石川遼の意識を学べ!

夕刊フジ / 2018年6月13日 17時10分

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石川は率先垂範してファンサービスに取り組んでいる(夕刊フジ)

 男子ゴルフ「日本ゴルフツアー選手権」のプロアマ戦(5月30日=茨城県宍戸ヒルズCC)で起きた片山晋呉が招待者を怒らせた失態。とりわけ心を痛めたのが、今季から選手会長に就任した石川遼であろう。

 「このような事態が起きたことは遺憾であり、とても残念でなりません」。史上最年少の26歳で選手会長の重責を背負った。そこには男子ツアーの“魅力発信”に全力を注ぐ決意があったからである。

 「覚悟してやらせていただきます。188人のツアーメンバーをどうまとめるか。時にはきついことも言わなければいけないと思ってます。“嫌われ役”でもいい」

 低迷する男子。今季も女子の38試合に比べ、23試合(国内開催)。1大会につき、女子の倍近い5億円以上かかる。入場者収入だけでは賄いきれない。スポンサーの存在がなければ、大会は成り立たないのである。

 だからこそ新会長はプロアマ戦での“おもてなし”を掲げた。交流によって、人として成長する機会にもなる。なのに依然として「教えてくれない」「自分の練習ばかりしている」…などホストプロの招待者への“無愛想問題”がくすぶっていたからである。

 「いろいろ話には聞いています。今年はプレーされたスポンサーさんからもアンケートを取って“生の声”を聞きたいと思っている」

 その矢先に、片山が“やらかした”。新会長がアンケートを取る暇もなく、まさに目の前で起こってしまった。

 当日、同組で回った他の2人の招待者からは苦情はなかった。怒った招待客の過剰な反応!? も取り沙汰されているが、「状況がどうあれ、ゲストが不快な思いをした事実は消えない」と機構関係者。その通りだろう。

 ファンサービスにも尽力している。「お客さんが来てくれなかったら、僕らはただゴルフのうまい男の集団です」と石川新会長。自らの発案で独自のピン・フラッグを販売、それを持つファンへのサインを義務づけた。喜ぶファンの姿…今季消化した7試合、全ての大会でギャラリー数が昨年を上回った。狙い通りだった。

 テレビ視聴率も、開幕戦の『東建ホームメイトカップ』が昨年の2.2%から7.8%にアップ。これまでの平均視聴率は4.4%。昨年同時期比で1.4%上昇した。“石川改革”は順調だった(数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区最終日)。

 なのに…。片山よ、猛省しろっ!! 全プロよ、遼に恥をかかせるな、遼の意識を学べっ!!(産経新聞特別記者・清水満)

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