北海ブレント先物予想引き上げ、基礎的条件が改善=ゴールドマン
ロイター / 2020年5月2日 3時54分
[1日 ロイター] - ゴールドマン・サックス・コモディティーズ・リサーチは1日、北海ブレント先物
2020年第2・四半期の北海ブレント先物価格見通しは1バレル=25ドルと従来の20ドルから上方修正。通期見通しも従来の35.2ドルから35.8ドルに若干引き上げた。ただ、19年の北海ブレント先物の平均価格である1バレル=64.16ドルを依然として大幅に下回っている。
ゴールドマンはノートで「新たに導入された備蓄形態や5月の供給過剰が従来予想を日量約100万バレル下回っているとみられることなどファンダメンタルズが改善しており、市場は貯蔵容量という課題を通過したようだ」と指摘。北海ブレント先物はこの日、1バレル=26ドルを超えたが、「5月には一段高が見込まれるだろう。ただし価格変動は依然として大きい」とした
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国で構成される「OPECプラス」による日量970万バレルの協調減産がこの日から始まったものの、ゴールドマンは現物市場は依然として供給過剰であり、需要が上回るのは数週間先と分析。原油市場が想定通り強気に転じるには「時間がかかり、忍耐が必要」と警告した。
また、ロックダウン措置が最終的に緩和されることで、今後数週間にわたり需要が拡大し続けると予想する一方、クルーズ船や飛行機などの燃料需要への影響がくすぶり続けることなどを理由に、20年第4四半期と21年の需要見通しを引き下げた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1韓国与党「名分」失い12人以上が造反、政局の混乱続く 尹大統領の弾劾訴追案可決
産経ニュース / 2024年12月14日 19時8分
-
2韓国大統領の弾劾可決 職務停止、与党一部造反
共同通信 / 2024年12月14日 20時21分
-
3ジョージア新大統領に親露派のカベラシビリ氏が選出 新欧米派との対立で政治混乱長期化も
産経ニュース / 2024年12月14日 20時30分
-
4ロシア軍 シリア基地から軍事物資の撤収開始か 衛星画像もとに報道
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月14日 21時32分
-
5シリア政権崩壊まもなく1週間、首都ダマスカスは今…
日テレNEWS NNN / 2024年12月14日 17時53分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください