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グーグル、米国内のオフィス再開を9月に延期 新型コロナ拡大で

ロイター / 2020年7月1日 13時45分

 6月30日、米アルファベット傘下のグーグルは一部の州で新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、国内のオフィス勤務再開を約2カ月延期することを明らかにした。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのゼニツァで昨年4月撮影(2020年 ロイター/Dado RuvicIllustration)

[30日 ロイター] - 米アルファベット 傘下のグーグルは30日遅く、一部の州で新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、国内のオフィス勤務再開を約2カ月延期することを明らかにした。

グーグルの広報担当がロイターに明らかにした。米国のすべてのオフィスが少なくとも9月7日まで閉鎖される。

グーグルは5月下旬、状況が許せば7月6日から収容人数の約10%でオフィスを稼働し、9月に同30%に引き上げる方針を示していた。

同広報担当は、ブルームバーグが報じた従業員向けの社内文書の内容を確認した。

グーグルの幹部は社内文書で「在宅勤務をしているスタッフは、上司からの指示がない限り、在宅勤務を続けてほしい」とし「このガイドラインは少なくとも9月7日(レーバーデー)まで変更しない見通しだ」と述べた。

ロイターの集計によると、米国では30日、新型コロナウイルスの新規感染者が4万7000人を突破した。1日当たりの新規感染者数としては、これまでの最多を記録した。

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