英ブレグジット党、「リフォームＵＫ」に改称 都市封鎖に反対

　英国のブレグジット党は、党名を「Reform UK」に改名し、新型コロナウイルスのロックダウン（都市封鎖）に反対する政党として再スタートする。ナイジェル・ファラージ党首（写真）とリチャード・タイス委員長が１日付の英紙テレグラフ紙への寄稿で明らかにした。８月１２日、英南東部ドーバー港で撮影（２０２０年　ロイター/Matthew Childs）

［１日　ロイター］ - 英国のブレグジット党は、党名を「Reform UK」に改名し、新型コロナウイルスのロックダウン（都市封鎖）に反対する政党として再スタートする。ナイジェル・ファラージ党首とリチャード・タイス委員長が１日付の英紙テレグラフ紙への寄稿で明らかにした。

新政党は、新型コロナ対策として、感染による打撃を最も受けやすい人々を守る一方で、残りの人々の集団免疫獲得を容認するという方針を支持する。

党名の変更申請を既に選挙委員会に提出した。新政党名は英国を改革するという党の野心を反映しているという。

ジョンソン英首相は１０月３１日、国内の新型コロナ感染者数が１００万人を超え、医療機関が感染第２波で圧迫されつつある状況を踏まえ、イングランドにロックダウン措置の導入を指示した。

ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、英国の新型コロナによる死者は米国、ブラジル、インド、メキシコに次いで世界で５番目に多い。