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米CFTC委員、アルケゴス問題受けファミリーオフィス監視強化訴え

ロイター / 2021年4月2日 8時53分

[ワシントン 1日 ロイター] - 米商品先物取引委員会(CFTC)のダン・バーコビッツ委員(民主党)は1日、投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントの損失問題を受け、ファミリーオフィスに対する監視を強化すべきだと訴えた。

アルケゴスはタイガー・アジアの元マネジャーであるビル・ファン氏が運営するファミリーオフィス。規制当局の調査が及ばず、「トータル・リターン・スワップ」として知られるリスクの高いデリバティブを利用し、バイアコムCBSといった株式を対象に大規模なポジションを構築していた。CFTCはスワップ規制当局。

バーコビッツ委員はCFTCウェブサイト上に掲載された声明文で、アルケゴスの問題は監視強化の必要性を浮かび上がらせたと指摘。「コモディティー市場の健全性を守るため、CFTCは大規模なファミリーオフィスの活動を把握し、監視できなければならない」とした。

ファミリーオフィスは、財産を管理し、納税や相続計画といったお金に関するサービスを家族に提供するといった目的のため、富裕層一家が設立する組織。単一家族のオフィスは通常、規制を受けない。

トランプ前政権下における「ドッド・フランク法(金融規制改革法)」見直しの一環として、ファミリーオフィスに対する監視がここ数年緩められていた経緯がある。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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