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米モデルナ、FDAにワクチン追加接種のデータ提出開始

ロイター / 2021年9月2日 7時48分

9月1日、米モデルナは、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)の審査に必要な米FDAへのデータ提出を開始したと発表した。写真はモデルナの同ワクチン。コネティカット州ウェストヘイブン で2月撮影(2021年 ロイター/Mike Segar)

[1日 ロイター] - 米モデルナは1日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)の審査に必要な米食品医薬品局(FDA)へのデータ提出を開始したと発表した。

緊急使用許可が下りている同社の2回接種型ワクチンを、50マイクログラムの投与量で追加接種に使用するためのデータを提出した。

ステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は発表文で、50マイクログラムの投与量で強固な抗体反応が見られたと述べた。

欧州連合(EU)の医薬品規制当局である欧州医薬品庁(EMA)など世界各国の規制当局にも、数日中にデータを提出する方針という。

デルタ株の感染が急速に広がり、ワクチン接種完了後6カ月経過した人に抗体レベルの低下が確認される中、米国など複数の国は、高齢者や免疫の弱い人などを対象に追加接種を既に提供しているか、もしくは提供を計画している。

FDAは8月、モデルナ製と米ファイザー製の新型コロナワクチンについて、免疫力が低下している人を対象に追加接種を認めた。

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