アマゾン、出店者向けに新たな在庫関連サービス 供給網問題受け

　８月３１日、米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムは、サプライチェーン（供給網）問題への取り組みとして、出店者の在庫保管を支援し、流通を容易にする新サービスを導入すると発表した。写真はアマゾンのロゴ。インドのバンガロールで２０１８年４月撮影（２０２２年　ロイター／Abhishek N. Chinnappa）

[３１日 ロイター] - 米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムは３１日、サプライチェーン（供給網）問題への取り組みとして、出店者の在庫保管を支援し、流通を容易にする新サービスを導入すると発表した。

新サービスの名称は「アマゾン・ウェアハウジング＆ディストリビューション（ＡＷＤ）」。出店者は２０２３年から同サービスを利用して、卸売顧客や実店舗を含む任意の場所に在庫を送ることができるようになるという。

同社は従量課金制のこのサービスについて、出店者が物流コストを大幅に削減するのにも役立つと説明。詳細には触れなかった。

同社はコスト削減のため、倉庫の開設ペースを抑制している。