ワグネルによるＮＡＴＯへの具体的な脅威は認識せず＝米政権

[オタワ １日 ロイター] - 米国家安全保障会議（ＮＳＣ）のカービー戦略広報調整官は１日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員がベラルーシに駐留していることで、ポーランドを含む北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟国に具体的な脅威がもたらされているとは認識していないと述べた。

ただ、カービー氏は米政府は状況を注視していると述べた。

ワグネルの戦闘員がベラルーシ軍兵士の訓練を開始したことで、 ベラルーシと国境を接するポーランドは警戒を強め、１０００人を超える軍隊を国境近くに移動させ始めた。