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1日の日経平均は4日続落、米経済指標を控え様子見

ロイター / 2021年7月1日 15時46分

東京株式市場で日経平均は4日続落。市場では、新型コロナウイルスの感染拡大が重しとなっているとの声が出ている。写真は、マスク着用で通行する人々。2021年6月27日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落した。米株の底堅い動きを受けて反発スタートとなったものの、徐々に値を消し、後場は安値圏でのもみあいに終始した。日本時間の今夜に6月米ISM製造業景況指数、2日に米雇用統計の公表を控え、様子見の強い展開が継続。東証1部売買代金は2兆円を下回った。

松井証券のシニアマーケットアナリスト、窪田朋一郎氏は、新型コロナウイルスの感染拡大が重しとなっていると分析する。「変異株への警戒感も高まっており、ワクチン接種で経済回復というムードは薄れつつある。商いが低調な中、利益確定売りが優勢となっている」という。

日銀が寄り前に発表した6月短観によると、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス14、非製造業がプラス1となった。市場予測は下回りながらも、ともに4期連続で改善した。

財新/マークイットが発表した6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.3と、5月の52.0から低下し市場予測を下回った。いずれも日本株に及ぼした影響は限定的だった。

日経平均は前営業日比40円高で反発スタートとなったが、その後は軟調な展開となり、一時166円安まで下落した。外為市場ではドル/円が111円と円安基調になっているものの、主力輸出関連株はまちまちとなった。

TOPIXは3日続落し前営業日比0.22%安。東証1部の売買代金は1兆9862億1200万円。東証33業種では、海運業、情報・通信業、金属製品、建設業などの21業種が下落。値上がりは空運業、鉱業、保険業など12業種となった。

個別では、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、テルモ、エムスリーがさえない。信越化学工業、ダイキン工業、ファーストリテイリング、ソニーグループはしっかり。

東証1部の騰落数は、値上がり767銘柄に対し、値下がりが1297銘柄、変わらずが126銘柄だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28707.04 -84.49 28832.41 28,624.80─28,833.17

TOPIX 1939.21 -4.36 1949.20 1,934.26─1,949.31

東証出来高(万株) 83323.00 東証売買代金(億円) 19862.12

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