米ズーム、通期売上高見通しを2倍に 在宅勤務で需要急増
ロイター / 2020年6月3日 7時38分
ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは2日、年間売上高の見通しをほぼ2倍に引き上げた。写真は3月19日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのサラエボで撮影尾(2020年 ロイター/Dado Ruvic)
[2日 ロイター] - ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ
同社が発表した第1・四半期決算も好調で、売上高と利益がともに市場予想を大幅に上回り、株価は米株市場引け後の時間外取引で5%近く急伸した。
同社のビデオ会議ツールを巡っては、利用者が増える中、プライバシーやセキュリティー面の脆弱性が問題視され、改善に向けたアップデートの提供など対応を余儀なくされたが、四半期決算報告によると、従業員10人超の顧客数は現在約26万5400社で、1年前の4倍近くに増加している。
同社は企業向け有料会議ツールで、シスコシステムズ
第1・四半期売上高は3億2820万ドル。リフィニティブのIBESデータによるアナリストの予想は2億0270万ドルだった。
ただ売上高が大幅な伸びとなる一方で、コストもそれを上回るペースで急増。売上原価は330%増の1億0370億ドルとなり、粗利益率は68.4%と、前年同期の80.2%から低下した。データセンターなどのコストが膨らんだ。
特別項目を除く1株利益は0.20ドル。アナリストの予想は0.09ドルだった。
通年の売上高見通しは17億8000万─18億ドル。従来予想は9億0500万─9億1500万ドルだった。アナリストの予想平均は9億3520万ドル。
同社の株価は今年に入り3倍以上に上昇している。
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