東レ、4―9月期の純利益予想を下方修正 航空機需要低迷で減損処理
ロイター / 2020年11月2日 17時17分
[東京 2日 ロイター] - 東レ<3402.T>は2日、4―9月期連結決算の純利益予想を180億円から45億円に下方修正した。航空機需要の低迷で米国の炭素繊維子会社で収益性が低下し、240億円の減損損失を計上する見込み。
一方、売上収益や事業利益は繊維事業、機能化成品事業を中心に出荷が想定以上だったほか、徹底的な費用削減が奏功して従来予想を上回るという。売上収益の予想数値は8561億円(従来8300億円)、事業利益は341億円(同250億円)とした。
通期の業績予想は現在精査中で、11月6日に予定する第2・四半期決算発表時に開示するという。
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