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トランプ・バイデン両候補が最後の訴え 米大統領選、3日投票

ロイター / 2020年11月3日 7時42分

米大統領選の投票を翌日に控え、共和党の現職トランプ大統領(写真)と民主党のバイデン候補が2日、激戦州で最後の訴えを行った。ノースカロライナ州フェイエットビルで2日撮影(2020年 ロイター/CARLOS BARRIA)

[スクラントン(ペンシルベニア州)/モナカ(ペンシルベニア州)/フェイエットビル(ノースカロライナ州)/クリーブランド 2日 ロイター] - 米大統領選の投票を3日に控え、共和党の現職トランプ大統領と民主党のバイデン候補が2日、激戦州で最後の訴えを行った。

全米の世論調査ではバイデン氏が優勢となっているが、トランプ氏はノースカロライナ州フェイエットビルで、世論調査の結果は信用できないとした上で「バイデン氏に投票すれば、グローバリストや共産主義者、社会主義者、裕福なリベラル派の偽善者など、あなた方の言論を封じ、検閲し、処罰しようとする輩に政府のコントロールを与えることになる」と述べた。

一方、バイデン氏はオハイオ州クリーブランドで、トランプ氏を「弱虫」「国辱」と非難。「国を分断する大統領の政治に終止符を打つ機会があす訪れる」とした。

ロイター/イプソスの最新の世論調査によると、激戦フロリダ州ではバイデン氏の支持率が50%、トランプ氏が46%と、バイデン氏が小幅ながらリードを維持している。

ペンシルベニア州でもバイデン氏が51%、トランプ氏が44%。

ノースカロライナ、アリゾナ両州では支持率がほぼ拮抗する一方、ミシガン、ウィスコンシン両州では、バイデン氏が10%ポイントリードしている。

米フロリダ大学の「米選挙プロジェクト」の集計によると、期日前投票を済ませた有権者は現時点で9730万人に達した。2016年大統領選の投票者総数の70%に相当する。

この数字には約6000万票の郵便投票も含まれる。新型コロナウイルス流行を背景に先例にない大規模な郵便投票となったことで、開票に時間がかかり、勝者が大統領選当日に決定しない可能性がある。

トランプ氏はこの日ノースカロライナ州のほか、ペンシルベニア州やウィスコンシン州、ミシガン州で遊説。バイデン氏はオハイオ州の後、ペンシルベニア州を訪問する。

オバマ前大統領もジョージア州アトランタ、フロリダ州マイアミで集会を開き、投票に行くよう有権者に訴える。

今回の選挙では、コロナ対応の手腕も焦点となっている。世論調査では、トランプ氏よりもバイデン氏の対応に信頼を置くという回答が優勢。

トランプ大統領はこの日、選挙後に政府のコロナ対策の一翼を担う米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長の解任を目指す考えを示唆した。

バイデン氏はこれに対し「私を選出してくれれば、ファウチ氏を雇う。そして、トランプ氏を解雇する」と述べ、有権者の支持を訴えた。

*内容を追加しました。

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