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訂正-JAL、今期は1460億円の最終赤字へ、国際線旅客需要の回復に時間

ロイター / 2021年11月2日 15時48分

  11月2日、日本航空(JAL)は、2022年3月期の連結最終損益(国際会計基準)が1460億円の赤字になる見通しと発表した。写真は羽田空港で昨年10月撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato )

(見出しの最終損益見通しの数値を1360億円から1460億円に訂正します)

[東京 2日 ロイター] - 日本航空(JAL)は2日、2022年3月期の連結最終損益(国際会計基準)が1460億円の赤字になる見通しと発表した。新型コロナウイルスワクチン接種の広がりなどで国内線の旅客需要は回復するとして、前期(2866億円の赤字)からは赤字幅が縮小するが、国際線の旅客需要の本格的な回復には時間を要すると見込んでいる。

新型コロナの感染拡大が世界的に続き、旅客需要の回復を合理的に見積もることが困難として、同社はこれまで連結業績予想の公表を見送っていた。

今期最終損益のアナリスト11人による事前の市場予想(IBESのコンセンサス予想)は978億円の赤字で、会社予想は市場予想よりも赤字幅が大きい。

今期の売上収益予想は前期比59.2%増の7660億円。費用削減を一段と進めるほか、国際貨物の好調が寄与する。国内線の旅客需要は感染者数や重症者数の減少、ワクチン接種の進展により、今期末に向けて回復すると想定している。

同時に発表した21年4─9月期決算(国際会計基準)によると、最終損益は1049億円の赤字(前年同期は1612億円の赤字)だった。ほとんどが緊急事態宣言の期間中と重なり、移動制限で旅客需要の回復が遅れた。ただ、コロナ影響が大きかった前年に比べると事業環境は改善。売上収益は前年同期比49.2%増の2906億円となった。

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