1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

米経済指標「過熱」で予想上回る利上げの公算=ウォラーFRB理事

ロイター / 2023年3月3日 7時35分

 3月2日、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、一連の「過熱」した経済指標受け、FRBは政策金利を昨年12月時点の予想の5.1─5.4%を上回る水準に引き上げざるを得なくなる可能性があると述べた。米首都ワシントンで2019年撮影(2023年 ロイター/Leah Millis)

[2日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は2日、一連の「過熱」した経済指標受け、FRBは政策金利を昨年12月時点の予想の5.1─5.4%を上回る水準に引き上げざるを得なくなる可能性があると述べた。

ウォラー理事は講演原稿で、このところの経済指標で労働市場が「過度に」力強く、消費者需要が旺盛で、物価上昇圧力が根強いことが示されているとし、FRBのインフレ対応にどれだけ効果があったのか疑問が出ていると述べた。

今後数週間のうちに発表される経済指標で雇用が減速し、1月に予想外に加速したインフレ率が再び低下していることが示されれば「あと2、3回の利上げを支持し、その結果、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)は5.1─5.4%になる」と指摘。ただ「経済指標の過熱が続けば、政策金利は年内にさらに引き上げなければならない」との考えを示した。

その上で「インフレ率を目標の2%に引き下げるための戦いは、1、2カ月前に多くの人が予想していたよりも遅く、長いものになるだろう」と述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事を最後まで読む

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事を最後まで読む

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください