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独ハイデルベルクセメント、世界初の排出ゼロの工場を計画

ロイター / 2021年6月2日 19時46分

 6月2日、世界第2位のセメントメーカー、ドイツのハイデルベルクセメントは、スウェーデンの工場を世界初の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロの工場にすると明らかにした。写真は会社のロゴ。2016年6月撮影(2021年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 2日 ロイター] - 世界第2位のセメントメーカー、ドイツのハイデルベルクセメントは2日、スウェーデンの工場を世界初の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロの工場にすると明らかにした。CO2回収技術を導入し2030年までに完成させる計画という。

ドミニク・フォン・アフテン最高経営責任者(CEO)はロイターに「この業界でカーボン・ニュートラルの先駆者になりたいと考えている。脱炭素化の目標を設定するだけでなく、具体的なプロジェクトを実施し、スピードを上げていくことが重要だ」と語った。

改修費用は少なくとも1億ユーロ(1億2200万ドル)となる見込み。改修後は、工場の総排出量に相当する年間最大180万トンのCO2を回収できるという。

同工場は、スウェーデンのCO2排出量の約3%を占める。改修費用の大部分はスウェーデン政府が負担するという。

セメント生産は世界的にCO2の排出量が最も多い産業の一つ。ハイデルベルクセメントは、グループ全体で2025年までにCO2排出量を1990年比約30%削減することを目標としている。

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