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イラン、核施設へのサイバー攻撃に報復表明 濃縮施設の火災受け

ロイター / 2020年7月4日 4時54分

イランは2日に中部ナタンズのウラン濃縮施設で発生した事故の原因がサイバー攻撃によるものだったとの疑いを強め、報復する姿勢をした。写真は火災のあったナタンズのウラン濃縮施設(2020年 ロイター/Atomic Energy Organization of Iran/WANA (West Asia News Agency) via REUTERS)

[ドバイ 3日 ロイター] - イランは、2日に中部ナタンズのウラン濃縮施設で発生した事故の原因がサイバー攻撃によるものだったとの疑いを強める中、自国の核関連施設に対するいかなるサイバー攻撃にも報復する姿勢を示した。

ナタンズのウラン濃縮施設は国際原子力機関(IAEA)の査察の対象となっている施設の1つで、大部分の施設は地下にある。イラン原子力庁は2日に同施設で事故が発生したと発表。その後に公表した写真では、地上1階建ての建物の屋根と壁の一部が焼けているほか、ドアが一部吹き飛ばされている様子が確認された。火災と爆発が起きた可能性が指摘されている。

イランの保安当局は3日、事故の原因は特定されたとしながらも、「安全上の理由」から適切な時期になるまで公表しないとした。

匿名を条件にロイターの取材に応じたイラン当局者3人は、火災発生の原因はサイバー攻撃だったとの見方を表明。このうち2人はイスラエルが攻撃の背後にいる可能性があると述べた。ただ証拠は示さなかった。

IAEAは3日、火災が起きた場所には核物質は貯蔵されていなかったと明らかにした。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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