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仏ソジェン、2四半期連続の赤字 トレーディング事業をテコ入れ

ロイター / 2020年8月3日 16時36分

 8月3日、仏銀ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)が発表した第2・四半期決算は12億6000万ユーロ(14億8000万ドル)の最終赤字となった。写真はパリで2月撮影(2020年 ロイター/Benoit Tessier)

[パリ 3日 ロイター] - 仏銀ソシエテ・ジェネラル(ソジェン) が発表した第2・四半期決算は12億6000万ユーロ(14億8000万ドル)の最終赤字となった。赤字は2四半期連続。

事業再構築に向けて、トレーディング部門で評価損を計上した。

第2・四半期の収入は15.7%減の53億ユーロ。 ロイターがまとめたアナリスト予想は54億4000万ユーロだった。株式トレーディング部門の収入が80%減となる一方、債券トレーディング収入は38%増加した。

同社は、トレーディング部門のリスクプロファイルを減少することで2億─2億5000万ユーロの収入機会を逸することになるという。

事業見直しの結果、株式仕組み商品ではマーケットリーダーの立場を維持する一方、オートコーラブル商品はリスクを実質ゼロとするほか、新世代の商品開発に取り組む意向を示した。

フレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)は声明で「特にコスト削減の取り組みを通じ、グループとしてコロナ危機後の新たな環境に事業を適応させていく」と述べた。

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