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仏、パリで再び夜間外出禁止検討 伊も1カ月の封鎖措置導入へ

ロイター / 2020年11月4日 4時27分

 フランス政府は3日、新型コロナウイルス感染防止策として、首都パリに午後9時からの夜間外出禁止令を再び発令する可能性がある。写真はひとけのないサンルイ島の様子。10月撮影(2020年 ロイター/Christian Hartmann)

[ロンドン/パリ/ベルリン/ローマ 3日 ロイター] - フランス政府は3日、新型コロナウイルス感染防止策として、首都パリに午後9時からの夜間外出禁止令を再び発令する可能性がある。政府報道官が仏テレビに語った。

マクロン大統領は先週、12月1日までの約1カ月、全土に都市封鎖(ロックダウン)を再導入すると発表した。これに追加する形でパリと周辺地域を夜間外出禁止にする案について、マクロン氏と主要閣僚が4日に協議する。

政府報道官は仏BFMテレビに対し、「感染と闘うために必要な措置は全て取らなければならない」と強調した。

フランスでは、感染拡大が深刻で、2日に報告された新規感染者は5万2518人と過去最高を記録した。

英政府のホイッティ首席医務官は3日、新型コロナの感染再拡大を受けイングランドで5日から再導入されるロックダウン(都市封鎖)について、計画通り12月2日に終了できるという見方が現実的だと述べた。

ロックダウンにより、感染者1人が新たに何人に感染させるかを示す「基本再生産数」は1以下に下げられるが、ロックダウン終了後も冬季の間は他の制限措置が必要だと述べた。

ドイツのスパーン保健相はこの日、同国がコロナ感染で決定的な段階にあるとし、感染抑制に向けて全国的な取り組みを促した。

ドイツは2日から部分的ロックダウン(都市封鎖)措置を1カ月間の予定で開始した。

イタリアではこの日、新型コロナ感染症による死者が353人となり、5月6日以来の多さになった。また新規感染者は2万8244人で、前日から約6000人増加した。

ロイターが確認した規制案によると、イタリア政府は午後10時以降の全国的な外出禁止令や博物館などの閉鎖、感染拡大地域間の移動禁止、こうした地域でのバーやレストランなどの営業停止を4日に承認する見込み。措置は12月3日まで続くという。

*内容を追加しました。

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